リウマチの治療
リウマチとは
一般的にリウマチとは関節リウマチのことを指す場合が多く、関節の内側にある滑膜と言われる部分が炎症を起こして、関節痛や関節の変形などをおこす疾患です。
原因ははっきりとわかっていませんが、自己免疫疾患の一つとされています。
年齢別でみると30代〜50代の方に多く、男女比で見ると女性の方が5倍罹患しやすいです。
リウマチの症状
症状としては手足のこわばり、関節の痛み、腫れ、変形などが起きます。
また放置しておくと関節だけでなく、強膜炎、間質性肺炎、腎機能障害、心膜炎などあらゆる臓器に障害が出てきます。
そのため早期発見・治療することが大切です。
リウマチの診断・治療
血液検査やレントゲン・CT等による画像検査にて、リウマチの診断をします。
治療はメトトレキサートなどの抗リウマチ薬による投薬治療が一般的になっています。
近年は生物学的製剤が登場し炎症や痛みをより強力に抑えることが可能になりました。
現在のところ、関節リウマチは、根治は難しいものの、症状の進行を遅らせたり、痛みを和らげたりすることができます。