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食道の病気(逆流性食道炎・食道がんなど)

逆流性食道炎

逆流性食道炎とは

逆流性食道炎は胃の中の胃酸が食道に逆流してしまうことで胸やけや口の中が酸っぱく感じられたり(呑酸 )、食道の粘膜が炎症を起こし胸痛を引き起こすこともあります。

 

上記の症状が見られる場合は、内視鏡検査により検査を行い食道の粘膜が炎症を起こしていないかを検査します。

胃と食道の間の筋肉が緩くなった高齢者や腹圧が高い肥満の方などに起きやすいです。

逆流性食道炎の治療

治療としては胃酸の分泌を抑えるPPIやP-CABといったお薬を処方します。

また肥満の方はダイエット指導を行う場合もございます。高脂質食やお菓子、アルコール等を控えていただきます。

食道がん

食道がんとは

食道がんは食道の粘膜にできる悪性腫瘍です。扁平上皮癌と腺癌という2つの悪性腫瘍に分かれますが、食道がんは90%が扁平上皮癌です。

食道がんの進行は早く、進行すると周囲にある気管や大動脈、肺に浸潤したり、肝臓や骨などに転移を起こし、治療が難しくなってきます。

そのためなるべく早期に食道がんを発見・治療することが重要です。

当院では内視鏡検査を行っており、食道がんの早期発見に努めております。

とくに40代後半から、罹患率が増加しはじめますので、定期的に健診を受けていただくことをお勧めします。

食道がんの症状

実は初期の段階ではほとんど症状はみられません。偶然人間ドックなどで見つかるケースがほとんどです。食道がんが進行してくると喉のつかえ感、胸やけ、咳、喉のカスレ、息苦しさなどの症状が出てきます。

食道がんの原因

食道がんの原因は喫煙と飲酒です。

たばこは発がん作用があり食道の上皮のを癌化させます。

飲酒によって生じるアセトアルデヒドも発がん作用があり、このアセトアルデヒドを分解する酵素の活性が弱い方(すぐに顔が赤くなる方)は食道がんのリスクが高いです。

食道がんの治療

食道がんの治療は内視鏡による治療、手術、化学療法、放射線療法などが行われております。

早期がんの場合は内視鏡により粘膜を切除するESDという手術が行えるので、比較的患者様の負担を少なくすることが可能です。

進行している場合だと内視鏡による治療は行えないので手術や化学療法、放射線療法を組み合わせて治療を行っていきます。

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