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女性医師による内視鏡検査

女性医師による内視鏡検査

女性が胃カメラや大腸カメラを受けにくい理由に恥ずかしいと感じることがあるかと思います。

当院は消化器内視鏡専門医である女性医師が常勤し、胃カメラ、大腸カメラを担当します。特に大腸カメラでは肛門から内視鏡を挿入するため男性医師による検査に抵抗を感じる方も多いと思います。緊張やストレスを感じながらの検査は検査中の苦痛にもつながりますので、当院ではそのような気持ちへの配慮も十分にしながら検査を進めます。

  • 男性医師による内視鏡検査が不安
  • 男性医師による内視鏡検査が恥ずかしい
  • 女性医師の方が気軽に話すことができる

上記のような思いを持たれている方は、当院での女性医師による内視鏡検査を行っておりますので、安心して受診してください。

 

内視鏡検査とは?

内視鏡とは、細い管状のカメラを口や鼻などから挿入し、胃や大腸を直接観察する検査機器です。内視鏡検査によって、日本人に多い胃腸のがんの早期発見につながることが多くあります。近年では、機器の性能があがり、苦痛も少なく、10~30分程度でほとんどの検査が終了します。

検査は、「経鼻上部消化管内視鏡検査(鼻から入れる胃カメラ)」「経口上部消化管内視鏡検査(口から入れる胃カメラ)」「大腸内視鏡検査(肛門から入れる大腸カメラ)」の3つの種類があります。

 

当院で導入している内視鏡システム 6000システム

(富士フィルムメディカル株式会社 製)

 経鼻上部消化管内視鏡検査(鼻から入れる胃カメラ)について

昔の胃カメラは、口から管を挿入するタイプで苦痛が伴いましたが、現在は鼻から細い管(先頭部分が5mm程度)を挿入する苦痛の少ないタイプが一般的になっています。鼻から挿入しますので、吐き気が起こりにくく、会話ができるのが特徴です。

 

検査の流れ

検査前日

夕食は、夜9時までに、消化の良いものをとってください。

水分(お茶やお水などの透明な飲料水)は、検査当日の午前6時半まで可です。

検査当日

朝、食事はとらないでお越しください(朝の薬がある場合には指示に従ってください)。

検査中

ベッドに左向きになった状態で検査を行います。

検査時間はだいたい10分ぐらいです。

内視鏡のモニターを見ながら質問したりできます。

診断を確かめるために、色素をまいたり組織を採取したりすることがあります。

 

2023年4月からは胃カメラは、毎週月曜日~金曜日に実施、大腸カメラは月曜日、水曜日~金曜日に実施、土曜は予約制にて実施いたします。外来表は こちら をご確認ください。

 

検査にかかる費用

保険診療の場合、3割負担で約4000円(観察のみ)です。鎮静剤使用や生検など追加した場合にはさらに費用がかかります。

 

検査にかかる時間

胃カメラは通常、検査自体は10~20分程度ですが、当日の問診や検査の為の準備などトータルで1~2時間程度お時間がかかります。
必要に応じて組織検査を行う場合があり、その場合は多少時間がかかります。
※検査日は、時間に余裕をもってお越しください。

 

胃内視鏡検査(口から入れる胃カメラ)について

以前のスコープは太く苦痛が強かったのですが、現在は、出来るだけ細いタイプ(先頭部分が8.9mm)を使用しております。経鼻上部消化管内視鏡検査(鼻から入れる胃カメラ)は、鼻腔が狭い場合は挿入できないことがあります。また、鼻出血する場合もある為、患者様によっては経口上部消化管内視鏡検査(口から入れる胃カメラ)をお勧めしたい場合もございます。

 

検査の流れ

検査前日

夕食は、夜9時までに、消化の良いものをとってください。

水分(お茶やお水などの透明な飲料水)は、検査当日の午前6時半まで可です。

検査当日

朝、食事はとらないでお越しください(朝の薬がある場合には指示に従ってください)。

検査中

ベッドに左向きになった状態で検査を行います。

検査時間はだいたい10分ぐらいです。

診断を確かめるために、色素をまいたり組織を採取したりすることがあります。

2023年4月からは胃カメラは、毎週月曜日~金曜日に実施、大腸カメラは月曜日、水曜日~金曜日に実施、土曜は予約制にて実施いたします。外来表は こちら をご確認ください。

 

検査にかかる費用

保険診療の場合、3割負担で約4000円(観察のみ)です。鎮静剤使用や生検など追加した場合にはさらに費用がかかります。

 

検査にかかる時間

胃カメラは通常、検査自体は10~20分程度ですが、当日の問診や検査の為の準備などトータルで1~2時間程度お時間がかかります。
必要に応じて組織検査を行う場合があり、その場合は多少時間がかかります。
※検査日は、時間に余裕をもってお越しください。

 

大腸内視鏡検査(肛門から入れる大腸カメラ)

大腸ポリープや大腸がんは、日本人の食生活が欧米化している現在、増加している疾患です。

検査の流れ

前処置として午前中に2リットルほどの下剤を服用していただき、腸内の糞便を出して、午後から検査となります。

検査前に検査の説明をいたします。

肛門から内視鏡を挿入して、盲腸までの大腸と小腸の一部を直接観察します。

検査は20~30分程度です(個人差があります)。

もし病変が見つかれば、必要に応じて組織を採取する生検を行います。生検を行った際には検査当日はアルコールを飲まないでください。

留意事項

  • 検査中は空気でお腹が張りますが、検査後数時間でもとに戻りますので心配はありません。

内視鏡検査は毎週火曜・土曜日に実施しております。予約優先となっておりますので、ご希望の方は当院までお問い合わせください。

2023年4月からは胃カメラは、毎週月曜日~金曜日に実施、大腸カメラは月曜日、水曜日~金曜日に実施、土曜は予約制にて実施いたします。外来表は こちら をご確認ください。

 

検査にかかる費用

保険診療の場合、3割負担で約6500円(観察のみ)で、鎮静剤使用や生検・ポリープ切除をした際にはさらに費用がかかります。なお、自費分として検査食など追加する場合があります。

 

検査にかかる時間

大腸カメラにかかる時間は通常は10から30分程度で終了しますが、個人差があります。

ポリープを切除する場合にはさらに時間がかかります。

 

鎮静剤の使用について

若くて嘔吐反射が強い方などでは、“どうしても内視鏡検査は無理”という場合があります。また以前の内視鏡検査がつらかった経験から、検査に対する不安感が非常に強い方もいらっしゃいます。そのような方には鎮静剤を使用した内視鏡検査を行っています。

日本消化器内視鏡学会による鎮静剤使用の良い点として、

  • 意識がぼんやりした状態になる
  • 検査の不安やストレスがやわらぐ
  • 検査による苦痛や不快感がやわらぐ
  • 検査が繰り返しうけやすくなる

 悪い点として

  • 意識がなくなることがある
  • 血圧が下がることがある
  • 呼吸が弱くなることがある
  • 検査後しばらく休む必要がある
  • 検査当日の運転を控える必要がある

が挙げられています。

当院では鎮静剤使用中は慎重に観察しながら検査を進め、検査中と検査後も意識がはっきりするまではモニターをつけて監視します。1時間程度お休みしていただきます。

 

検査は痛い、苦しい?

痛みなど感じ方には個人差があります。
胃カメラでは、嘔吐反射といい、カメラがのどの奥を越えるときオエッと軽く吐くような感じが起こりやすく、苦痛を感じることがあります。

大腸カメラでは、カメラを奥に進める際に痛みや圧迫感を感じることがあります。
当院では消化器内視鏡専門医である女性医師が、検査を受ける方の苦痛や痛みがないようにできる限り配慮して挿入していきます。また、痛みや苦痛が強い方、不安が強い方には同意書をいただいて鎮静剤を使用することも可能ですので、一度ご相談ください。

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